ADHD・ASD・躁鬱の筆者の頭の中
ADHD・ASD・躁鬱のある筆者が、やりたいのにできない自分の状態を言葉にします。できたことと今止まっていること、頭の中のうるささ、矛盾から出られない苦しさについて書きました。
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この記事は、ADHD・ASD・躁鬱のある人全員の頭の中を説明するものではありません。
これは、2026年8月時点の記録です。ADHD・ASD・躁鬱のある私が、自分の中にある「やりたいのにできない」という状態を言葉にした文章です。
やりたいのにできない。生きるために必要だと分かっているのにできない。
やりたくないわけではありません。どうでもいいわけでもありません。むしろ、やらなければならないことは分かっています。
それでも動けない。
理由を一つに決められないまま、時間だけが過ぎることがあります。
分かっているのに、できない
必要なことは分かっています。今やったほうが、後で苦しくならないことも分かっています。
何をすればよいのか、頭では何度も考えています。それなのに、最初の一つが始められません。
「分かっているなら、やればいい」
私も自分に何度もそう言います。
けれど、分かることと、実際に動けることは同じではありません。
やりたい気持ちがあるからこそ、できない時間が長くなるほど苦しくなります。
できたことと、今止まっていることの両方が事実です
前にはできました。別の日にはできました。もっと大変なことを乗り越えられたときもあります。
それなのに、今はできない。
過去にできたことがあると、「本当はできるのに、やっていないだけではないか」と自分を疑います。
反対に、今できないことだけを見ていると、これまでできたことまで全部なかったように感じます。
でも、どちらかが嘘なのではありません。
できたことと、今止まっていることの両方が事実です。
過去にできたことは、今日も必ずできるという約束ではありません。今止まっていることも、これまでの全部を否定する証拠ではありません。
ずっと頭の中がうるさい
動けない時間も、何も考えていないわけではありません。
やらなければ。まだ間に合う。もう遅いかもしれない。先にこれをしないと。でも、その前に別のこともある。
考えが次々に出てきて、ずっと頭の中がうるさい。
休んでいるように見える時間にも、頭の中では何度も始めようとしています。何度も順番を組み直し、何度も失敗した後のことまで考えています。
考え続けているのに、外から見える行動にはならない。
その差が、さらに自分を責める材料になります。
連絡一つができないこともある
動けないとき、「せめて連絡だけは」と考えます。
短い言葉で済むと分かっていても、その短い言葉が作れない。画面を開いても送れない。後になるほど連絡しづらくなり、さらに開けなくなる。
信用を守るには早く連絡したほうがよい。そんなことは、もう分かっています。
分かっているから苦しいのです。
ここで連絡の手順や文例を並べられても、それを見ること自体がつらい日があります。連絡する方法が分からないのではなく、連絡するところまで動けません。
できなかった結果だけでなく、できないまま時間が過ぎていく間も苦しい。
その苦しさは、「連絡すれば済む」という一言では消えません。
やりたい気持ちまで疑ってしまう
本当にやりたいなら、もう動いているはずだ。
そう考えると、やりたいという自分の気持ちまで信じられなくなります。
けれど、行動になっていないことと、気持ちが存在しないことも同じではありません。
やりたい。それでもできない。
必要だと分かっている。それでも始められない。
どちらか片方に決めれば楽になるのかもしれません。でも、実際には両方が残っています。
その矛盾の中にずっと閉じ込められている
やりたいのにできない。できないのに、諦めることもできない。
休めばよいと言われても、休んでいる間に失うものを考えてしまう。動けばよいと言われても、その最初の動きが出てこない。
その矛盾の中にずっと閉じ込められている。
出口を探して考え続けているのに、考えるほど出口が遠くなることもあります。
この状態を、きれいな前向きの言葉へ直すことはできません。
苦しいものは苦しい。答えが出ないものは、まだ答えが出ていない。
それが今の私の状態です。
一人で抱えなくてよい状態もあります
眠れない日が続いている、食事が取れない、一人でいることが不安に感じる。そういうときは、この状態を一人で抱えなくて大丈夫です。
通院先がある場合は、そこへ今の状態を伝えられます。夜間や休日を含む相談先は、厚生労働省の電話やSNSの相談窓口一覧で確認できます。
答えが出ないまま終わる日もある
この記事に、すぐ動けるようになる方法はありません。
今日中に答えを出さなくてもよい、と言われても、現実の問題が消えるわけではありません。やりたいことができるようになるとも、必要なことが片づくとも言えません。
ただ、私は「やりたいのにできない」という自分の状態を、「やる気がない」の一言だけには変えたくありません。
できたことと、今止まっていることの両方が事実です。
今日も答えが出ないかもしれません。矛盾は、この文章を書き終えても残るかもしれません。
残ったままの状態が、今の私です。
このページの情報源
- 厚生労働省「まもろうよ こころ|困った時の相談方法・窓口」一次資料
確認日:2026年8月31日
夜間や休日を含む電話・SNS等の相談先を確認できる公的な案内先として掲載
数字の扱い方については情報源とこのサイトの作り方に書いています。
